ほめ育の原点は、人はほめられるために生まれてきた。
そしてほめ合うために存在するです。
しかし自分のことをほめられないと相手をほめることはできないのです。
なぜなら自分をほめるほどにしか相手をほめることができないのです。
私は、1年前から毎日寝る前に自分ほめを3つ書き出しています。
この原則は、その日にあった出来事についてと、同じ内容をほめないと言うことです。
最初のうちは、ほめることがあっても、毎日しているとなかなかほめることがなくなってしまいます。
なので、極端に言えば今日歯磨きをしたということをほめるようになります。このように自分のほめるメモリーが下がると相手の良い点が見えてほめられるようになります。
それでは、ほめ育の「100点のほめ方」にそって自分をほめてみましょう。
自分ほめのためには、まず関係性の土台をつくりましょう
自分をほめるためには、まず自分との関係性の土台をつくることが必要です。自分との関係性?と戸惑うかもしれません。自分と向きあう時間とれていますか?
自分自身と向き合う時間をつくり、自分の土台を確かなものにするのことは、大切です。今自分はどんな感情で、どんなことを考えているのか、見つめなおしてみましょう。
自分は忙しすぎて疲れていたり、イライラしたりしますよね。
自分がどんな毎日を送っていていて、どんな気持ちで過ごしているか考えてみましょう。
忙しいと自分の感情が置き去りになってしまうので、感情に耳を傾けてみましょう。
もう一人の自分をイメージして自分の心に寄り添ってあげましょう。
自分をほめるために、自分をほめるポイントをみつけましょう
ほめ育には、相手を知るためのマジック質問があります。
そのマジック質問を自分にしてみましょう。
マジック質問とは、①好きなこと?②継続していること?③大切にしていること?です。
自分にマジック質問をしてみると最初は、何だろうと思いつかないこともあります。私もこのマジック質問を考えてみることはなかったです。
ほめ育に出会ってから自分に質問してみました。
私の好きなことは、クラッシク音楽を聴く、演奏会にいくこと、劇団四季を講演にいくこと、どこかに出かけることです。
継続していることは、毎日朝散歩、毎日Face bookです。
大切にしていることは、人との関係性を大切にする、自分と関わる人立ちが笑顔になる関わりをすることです。
この3つの質問に答えることができる状態が、心の健康のバロメータです。
自分を100点のほめ方でありったけほめましょう
自分自身を振り返ることで自分の心に寄り添うことができ、自分はどんなことが好きで、どんなことを経験し、何を大切にしているかが明らかになりました。
今度は、自分のことをありったけほめてください。
自分をほめることに慣れていないと、ほめる事は何もないと思う方もおられると思いますが、日常の当たり前のことをほめていくのです。
最近では、「うちのカレーが一番美味しい」と息子に言われて喜んでいる私は素晴らしいと思ったことも自分ほめです。
このような内容を毎日寝る前に3つ書いてみましょう。
今は携帯があるので、携帯へのメモでもいいです。
意識していると自分って素晴らしいと思うようになります。
時には、自分へのほめメッセージを書くのもよいと思います。
恥ずかしいぐらい自分をほめてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
相手をほめる前にまず自分をほめることについてお話しました。
私もですが、「相手に優しく、相手の良いところをみましょう、相手へ貢献しましょう」と自分のことは置いて相手軸で考えて、行動してきたように思います。
このように行動してきた私は、素晴らしいと思いますが、それだけだと疲れてくるのです。
まず自分をほめて自分を承認することから始めましょう。
自分が元気でなければ、相手に優しくできないのです。
そして自分をほめるほどにしか相手をほめられないことを知っておきましょう。
「100点の自分ほめ」を行い、相手を100点ほめしていきましょう。
そうすることで、良好な人間関係が築けるようになります。