命に直結する医療現場は、どうしてもほめることより叱ることが多くなります。承認文化が根付いていないのです。承認文化がなければ職員の成長もないし人間関係も悪くなります。そんな職場をほめ育でイキイキ職場へチェンジしていきます。
私は24時間のうち多くの時間を過ごす職場が人間関係が良好で楽しくそして自分の成長が感じられる場所であってほしいと思っています。
そのために大切にしているのは“繋がり”です。私が言う繋がりとは、人は人との関係性で不調にもなり、人との関係性で元気にも健康にもなります。自分自身を整え、社会と循環していくことです。
自分自身と繋がる事で元気になるし、相手と繋がる事で人間関係も良好になり、さらにチームの中で繋がればやりがいになります。その結果、組織の中で繋がりを持つことが、職員が定着し、患者も増加しその地域になくてはならないクリニック、病院になります。
そして職場には、心理的安全性(安心・安全・ポジティブな場)があることが大前提と考えています。それは繋がりがあるという事です。
私はこの心理的安全性を18年の看護部長経験にプラスしたほめ育メソッドを駆使しながら職場に根付かせていくことでイキイキした職場風土をつくることを目的に活動しています。
職場風土は、職員の定着や経営にも大きく影響します。
医療機関ではありませんが、例えば野球のWBCを見た時にこのようなチームを医療機関で作りたいと思いました。
私の私見ですが、侍ジャパンと病院でつくりたいチームを重ねてみました。
まず目標をしっかり示したこと。栗山監督が世界一になるという宣言をしたことで、全選手が世界一を目指そうと一致団結したのではと思いました。
病院にも理念があります。理念が浸透することで職員が同じ方向に向かい成果がでます。
次に栗山監督は、今までの選手情報を調べ、面談することで各選手の長所、短所を知り、良い所に焦点をあてていかしたのです。
これはまさにほめ育でおこなっている、相手を知り、相手の良い所に焦点を当てるということに繋がります。
栗山監督がすべての選手を受け入れて信頼をしたことで、選手も監督への信頼が強くなリ双方向の信頼関係ができたと思います。職場も同じで、トップや幹部とスタッフとの信頼関係を築くことが成果への道だと思います。
そして最大のポイントとして侍ジャパンには何があったのか?それは「楽しむということ」ダルビッシュ選手や、大谷選手、ヌートバー選手等が雰囲気を作り上げたことです。
職場も同じでリーダーによって雰囲気は良くも悪くもなります。私はリーダーが育つことで職場のイキイキした雰囲気がつくれると思っています。
ほめ育メソッドを医療現場に入れることで職場の雰囲気が好転し、ひいては病院そのものが地域におけるなくてはならない場所とし定着し組織・職員・患者・地域と相互に良い結果を具現化していき、好転し行くのです。
この研修は個別のお困りごとに応じてカスタマイズします。 例えばネガティブ言葉が多い職場の場合は 言葉の力やコミュニケーションの内容を入れます。 また叱り方がわからないと悩む場合は事例を通じて叱り方が学べる研修にします。
講演1では自分を知って、自分を労って 自分をほめることで、相手との関係が良好 になることをお伝えします。 講演2ではほめ育の基本焦点・基準・ほめシート理論をお伝えします。 これらは一例であり、現場の問題・課題に沿った講演内容をご提案することが出来ます。
事務長さんから各職種のリーダーの方たちのコミュニケーションができていないというお困りごとの相談を受けて言葉の力を中心にコミュニケーション力アップそしてほめシート、感謝シートを渡し合う経験を通じてお互いを知ることでコミュニケーションが良好となりました。
法人内の管理者同士の連携ができていないお困りごとの解決のためにほめ育メソッドを伝えて実践することで管理者同士の連携が深まり課題解決の相談もお互いでできるようになったこと、そしてリーダーとしてスタッフの良い所に焦点が与えられるようになることで職場の雰囲気がより良好になりました。
元看護師。岡山大学医学部付属病院の勤務を経て、岡村一心堂病院に勤務。看護部長18年(2001年~2019年)。岡山県看護協会常務理事(2020年~2022年)2022年6月ほめ育コンサルタントとして独立し個人事業主となる。
看護師を中心に医療従事者の人材育成、看護マネジメント、コーチングが得意。個人へのほめ育コーチングも得意としている。
私の人生はほとんどが人間関係の悩みの連続。家庭では、4世代同居での義理の父母、義理の妹との関係に悩む。また次男が先天性心疾患で生まれ、何度も死にかけた挙句、やっと生きられると&したとたん学校に行かなくなり子供との関係性に悩む。仕事では、同僚や上司の陰口を言う、悪口を言う、妬む、等の態度をとる人に直面し、その解決の難しさに悩む。
これらの経験から人間関係の構築に力を注ぐ。看護部長退任後に「ほめ育」を提唱している原邦雄氏と出会い、ほめ育の原点「人はほめられるために生まれてきた。そしてほめ合うために存在する」に触れる。
「ほめ育」が良好な人間関係を構築する力となると確信し、2021年4月「ほめ育コンサルタント」となる。ほめ育メソッドを使うことで良好な人間関係にすることで、組織風土を改革して成果を生み出す支援をしたいと考え2022年6月独立する。
人は、人との関係性で不調にもなり、人との関係性で元気にも健康にもなります。自分自身を整え、社会と循環していく、これを“つながり”と呼びます。私がほめ育で目指しているのは“つながり“です。
自分とのつながりがあれば自分はイキイキ働くことができる、相手とつながれば良好な人間関係を築くことができる、チーム内でつながれば、患者さんに良いケアができ、患者さんが増加し、地域で必要とされる病院やクリニックとして永続することができる。
以上をコンセプトに
クリニック・中小病院を専門に人と人のつながりで風土改革し、成果を生みだすほめ育コンサルタントとして活躍しています。