人生には、辛いできごとが多く起こります。時に、どうしてこんなことばかり自分の周りに起こるのだろうと嘆いてしまうこともあると思います。
マイナスのできごとが起こった時、こうなったのは、誰々が「した方がいい」と言ったからと他人のせいにしてしまったことはありませんか?
またマイナスなできごとがあると、自分が悪い、と責める日々を送ったことはありませんか?しかしどんなに悔やんでも過去にもどれないのです。
人生振り返ってみるとその時マイナスと思った経験がのちにその経験が役立っていると感じることもあると思います。
できごとも捉え方一つでマイナスのできごとも人生の肥やしになるのです。
これからマイナスのできごとも、捉え方しだいで人生をプラスに変えられることについてお話します。
できごとや今の状況をマイナスに考えるか、プラスに考えるかは捉え方しだいです
今までコップの水の話を聞いたことがありますか?
これは、コップに入った半分の水を『もう半分しかない』ととらえるか『まだ半分もある』ととらえるか?の捉え方の違いについて述べたものです。
私は、新人が入職し、半年ほどたっても何もできないと悩んで相談があった時、この話をしていました。
「何もできていないと言っても4月に入職したときと比べると、できることは増えたのでは?」と切り出し、「コップという話があります。
コップの半分のところまで水があります。
この水を半分しかないとみるか半分もあるかの捉え方をするかで違ってくるのです。
何もできないではなく4月に比べたらできるようになったことはあるのではないですか?」と。
できないことではなく、できるようになったことに目を向けるように話をすると、前に進める人が多いことを経験しました。
できないことに目をむけるのではなく、できだしたことに目を向ける捉え方をしてみましょう。
必ず成長している自分に気づくはずです。
失敗を失敗という捉え方でなく経験と捉えましょう
人生は経験、挑戦の連続です。
挑戦することが人を成長させるのです。
しかし挑戦すると失敗することが多くあると思います。
しかし失敗を失敗と捉えなければ、「成長」となるのです。
私たちは、失敗した時、どうしても自分を責めてしまうこともあります。
しかし行動しなければ成功も失敗もなく、成長もないのです。
行動をしっかりしていきましょう。
行動失敗も良い経験ととらえれば、一つ一つ成長があります。
失敗の繰り返しが成功につながった例は、多く聞かれます。
失敗は成功のための経験と捉えチャレンジをどんどんしましょう。
辛い経験も捉え方しだいで、自分の肥しになっていくのです
自分にとって辛い経験が、後に気づくと自分をすごく成長させてくれていることに気づきます。
私も辛い毎日に涙がでて止まらなかったことがありました。
子育てであったり、家族との関係であったり、子供の生死をさまよう病気であったり、親と介護であったり、その時辛いと思った経験のおかげで、人に対して優しくなれているように思います。
そのため色々相談を受ける時も、辛い経験が相談者に寄り添えることができ、とても役立っていると感じています。
捉え方一つで「あの時は苦しかったけど今、その経験が人を元気にできている」と思えるようになりました。
辛い経験の積み重ねが、私の成長に繋がっており、人間の幅が広がったと思います。
今は、辛い経験を活かし、世の中の人に貢献することが、私の使命となりました。
次のような言葉があります。
人生いけていない人は、目の前のできごとにいけていない捉え方をする。人生いけている人は、目の前のできごとに行けている捉え方をする。いけていない人は、過去に生き、過去にこだわる。いけている人は未来に生き、未来にこだわる。できごとの捉え方一つで人生は決まるのです。
まとめ
いかがでしょうか?
人生は、同じできごとでも、捉え方で決まるということです。
捉え方は自分の意志で行うので、ある程度コントロールができるのです。
そのことにより自分の感情や気持ちを良い方向へ持っていくことができるのです。
自分の感情を良い方向に持っていくと自分にも他人にもプラスに焦点を当てることで人間関係も良好となります。
相手に対して一部を見てダメな人と捉えてしまうのではなく、プラスの焦点でみることをしてみましょう。
見る視点を変え、考え方、捉え方を変えることで人生が楽しくなります。
自分に対してもだめなところも良いところに目を向ける捉え方をすることで毎日が充実します。