私はいつのころからか「稲盛和夫」さんの本を多く読んできました。
仕事や家庭でしんどくなった時に、何度も読み返しました。
実際にお会いしたことはありませんが、自分をいつも導いてもらっています。
その中でも「考え方~人生・仕事の結果が変わる」と言う題の書籍がいつも手元にあります。
私をこれまで勇気づけてもらった内容を振り返ってみたいと思います。
今、私が言い訳したり、不平不満ばかり言ったり、人を妬んだりすることがないのは、稲盛和夫さんの著書に触れたことが大きいと思っています。
稲盛和夫さんの著書「考え方」から、私が影響を受けた内容を一緒に見てみましょう。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
稲盛和夫さんの本の内容です。
「能力は個人差があり、多くは生まれつき持っているものです。
熱意は、努力と置き換えられます。一生懸命する人とやる気もなく努力しない人で、人生、仕事に差があります。
能力は低くても、熱意は、自分の意志で決めることができます。能力が低くても、誰よりも努力した人の方が、良い結果を残します。
考え方は、その人の思想、哲学、信念、又は人生観、人間性とも言えます。
人間として生きる姿勢です。この考え方が最も重要なのです。
“考え方“がプラスなのかマイナスなのか、その数値が高いか低いかで人生や仕事の結果に大きく作用するのです。」
私は、この方程式を知って、能力が高くても、熱意があっても、マイナスの考え方をしていれば、人生や仕事の結果は、マイナスになると知りました。
しかしマイナスの考え方をしないように思っても、知らぬ間にマイナスの考え方になってしまいました。
そこでまず日常に発する言葉をプラス言葉に変えました。そのことで考え方もプラスになっていきました。
毎日発するプラス言葉は、考え方に大きな影響を与えます。
良い考え方をして、素晴らしい人生にしましょう
稲盛和夫さんの本の内容です。
「上手くいかない理由を転嫁して言い訳や不平不満ばかり言う人がいます。
人を妬み、まともな生き方を否定する。このような考え方では人生や仕事の結果がマイナスになってしまいます。
さほど能力がなくても嘆かず、腐らず、愚痴をこぼさず、誰にもまけない努力を重ねることで素晴らしい人生を送ることができます。
能力は高くても、人間として正しい考え方をもってないと“才に溺れる“と言うように必ず失敗します。プラスの考え方をもつことが重要なのです。
プラスの考え方の中には、謙虚で感謝の心を持つ、思いやりがあって優しい、常に前向きがあります。
どのような困難に遭遇使用とプラスの考え方で行動することが大切なのです。」
私も辛く苦しい時、この本を何度も何度も手にして読み返しました。そしてプラスの考え方をするように努めました。そのことにより、苦しいできごとも財産となり、常に人のために“何ができるか“を考える人生になりました。
人生や仕事で正しい考え方をして、“あの人でよかった”と言われる人になりましょう
稲盛和夫さんが理想とする人は、善き思いに根差し、人間として正しいことを貫く姿勢をもつ人であり、誰もが「ああ、あの人は素晴らしい人だ」と惚れ惚れするような人柄の人物です。また、単に能力に長けているだけでなく「あの人と一緒に人生を歩みたい」「あの人がいてよかった」と思われる人です。
私もいつの頃からか「私と一緒に仕事がしたい」「一緒に人生を歩みたい」と言われる人になりたいと思い続けてきました。「こうありたい」と思い続け、行動してきたことで「松島さんでよかった」「松島さんだから相談に乗ってもらった」と言われるようになりました。
これからも稲盛和夫さんが理想とする人に近づくよう毎日意識して行動していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、稲盛和夫さんの「考え方」の書籍の冒頭部分について、私が影響を受けた内容を書きました。
私はこの部分だけでも自分の人生で大変影響を受けました。「考え方」をプラスにすることを意識して行動することで、素晴らしい人生に導かれます。
笑顔で、謙虚、誠実、挑戦を続けることで、幸運な人生になるのです。
困難があるとどうしても逃げたくなります。しかし困難は過ぎてしまえば、人生の財産となるのです。
言い訳して逃げるのではなく、感謝して行動し続けてましょう。必ず良い結果が待っています。