「今日は最良の一日、今は無二の好機」ということについて考えてみましょう。
この文章は、丸山敏雄著「万人幸福の栞」の第一章に書かれています。
「万人幸福の栞」に出会っことで自分の人生が大きく変化しています。気づいて、行動しているのです。
キリスト教には聖書があり、仏教には経典等がありますが、私はどれもしっかり学んだことはありませんでした。
何か自分の指針がほしいと思っていた時、私に大きな影響を与えた「万人幸福の栞」に出会いました。
この万人幸福の栞は17か条の教えが書かれています。
どれも自分自身が迷った時、気づき、行動する好機を与えてもらえます。
一緒に学んでいきましょう。
今日気づいて行動することで好機が訪れる
今日という日は二度とめぐってこないのです。
昨日は過ぎ去った今日であり、明日は、近づく今日です。
人の一生は、今日の連続です。
稲盛和夫さんの言葉に「人生とはその今日一日の積み重ね、いまの連続にほかなりません」とあります。
今日「気づいた時、気軽に、喜んで処理する」「気づくと同時に行動する」これにより好機が訪れ成功するのです。
また昨日を悔い、明日を憂える人がいます。
よく「昨日はこれができなかった」「昨日がんばっておくべきであった」と悔やむことがあるでしょう。
また「明日の仕事は、上手くいくかな」と不安が強い人もいます。
しかし今ここに集中することが大切とわかると目の前ことを一生懸命する行動になります。
今日しなければ、何時その日がめぐってくるのでしょうか。
今日を取り逃がす人は、一生を取り逃がす人なのです。
気づいても行動しないで好機を逃すのはなぜでしょう
気づいても、いっこうに手をださず、強情で、なまけ心、心配性が顔を出して、好機をとりのがすのです。
完璧に何事もしようとする慎重な人が気づいても行動できないで好機を逃すのです。
一番は、失敗したくない、失敗したら恥ずかしいと思うのです。
また失敗したら怒られるのが怖いと思う人もいます。
しかし失敗を恐れて行動しなければ何一つできなくなってしまいます。
まず気づいたら少しでも何かしようと行動してみましょう。
例えば「ブログを一記事書く」と決めても良く調べてから書こうとすると書くことができません。
まず書きたいと思ったことがあれば書き出してみましょう。
書いているうちに色々気づき調べたくなったらそこで一旦書くのをやめ、また書くことを始めるを繰り返すのです。
志をもつことで気づきがおこり行動に繋がり好機が訪れます
気づいても行動しなかった時を振り返ってみると、自分がどうなりたいか、何をしたいのかがはっきりしていなかったと思います。
自分の使命は何かと悩み続けた後に「志」がみつかりました。
私の志は、笑顔あふれる世界をつくることです。
志がみつかると色々なことに気づきがおこり、気づいたことをすぐ行動に移せるのです。やはり自分がどうなりたい、どうしたいという思いがあることで、気づき行動できることがわかりました。
そして好機が訪れるのです。
一人では笑顔あふれる世界を創ることはできません。私が笑顔で他の人と関わり、関わった人が笑顔になり、その人が次に関わった人が笑顔になることで少しづつ笑顔が広がることになります。
小さな行動が好機に繋がるのです。
気づいた時がその事を処理する最高の好機なのです。その時を逃せば、条件は悪くなります。
気づくと直ぐするという、日常の実践によって志である笑顔あふれる世界を創っていけるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「今日は最良の一日、今は無二の好機」について考えてみました。昔から「思い立ったら吉日」という諺があり、物事を始めようと思ったらすぐ実行に移そうということです。これは大事なことと分かっていますが、実際に行動できなくて悩んでいる人も多いと思います。
しかし志をもつことで、気づきも多くなり、その気づきから行動することで好機となるのです。
気がついたら行動することで最高の好機をつかみましょう。
今日は一生に二日とない幸いの日にするのも、危険が襲う厄日にするのも己自身でであると気づき行動しましょう。
今日という日は二度とこないのです。
今日という日を好機にして幸せになりましょう。